郡山の農業

ハッピーファーム 安田潤一さん

2016/03/25
ハッピーファーム
安田潤一さん。奥さまと6人の従業員で楽しく仕事をされています。ご両親にも時々手伝ってもらうそうです。

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ハッピーファーム 安田潤一さん
食卓に美味しい幸せを届けます。

自分が食べたいものを作り、人にも食べてもらいたい

キヌサヤとスナックエンドウ。安田潤一さんが、この春に向けて初めて栽培をしている新しい野菜です。
「ハッピーなめこ」で知られているハッピーファームでは、なめこ栽培の他に米や野菜も育てています。作る野菜は、基本的に自分が食べたいものだと話します。
「自分が美味しいと思って食べる野菜を人にも食べてもらいたい。イタリアの珍しい野菜やケールとブロッコリーをかけ合わせた野菜なども見た目や食感が変わっていて楽しいですね」
料理の好きな奥さまのリクエストからもヒントを得るという安田さん。キヌサヤとスナックエンドウは、初めての試みです。

ハッピーファーム
初めて栽培するキヌサヤとスナックエンドウ。このまま順調に育てば4月の終わり頃には収穫されるそうです。

仕事は楽しく、その思いを届ける

キヌサヤとスナックエンドウは、ビニールハウスの中で
グローバッグという新しい栽培方法で育てています。
「土を使わないで、椰子ガラを砕いたものを使っています。椰子の実から採れる天然の有機材です」
水と肥料は、苗ごとに供給され厳密な管理を行っています。
「メリットは、安定した品質と生産量ですが、初めての試みなので皆さんの食卓に確実に届くかどうかは、まだ未知数です」
安田さんのポリシーは、食卓に美味しい幸せを届けること。それには自分たちが楽しく仕事をすることだといいます。
「例えば、なめこの包装作業をする時には自分たちの思いも込めます。お客さまが食卓で笑顔で食べているのをイメージする。そういう思いは食べる人にも伝わると信じています」
食の安全に対する消費者の関心が高い中、数値で納得することも大切ですが、生産者という作り手を信頼してもらうことが一番だと考えています。
安田さんのこれからの夢は、体験型の農業です。
「例えば化学肥料を出来るだけ使わないことを実際に体験して理解してほしい。これは今だからこそやらなければならないことかもしれません」

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