郡山の農業

法人宮下夢ファーム 黒澤大吉さん

宮下夢ファーム

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法人宮下夢ファーム 黒澤大吉さん
地域の農業を守り、将来に継いでいくために。

やりがいや幸せを感じられる農業を

郡山市日和田町の黒澤大吉さんは、今年3月に設立した「法人宮下夢ファーム」の理事長です。
「宮下地区の水田は土がいい。日和田には瓦工場があり、赤い粘土質の土壌に恵まれています」
この良質な土壌の農地を守り、農業を将来に継いでいくために宮下夢ファームは出来ました。
「この辺の農家は高齢者が多く、若い人たちは勤めに出ている傍ら、休みの日には機械を動かして手伝っています」
高齢化が進み、後継者や販売環境の変化に対応するためには、みんなで力を合わせることが必要だと黒澤さんは考えています。
法人化してまだ日も浅いですが、すでに地域の農家の人々の拠り所になっています。体調の不安も組織があることで安心できるといいます。
「農作業の従事も働きに合わせて定められた賃金が支払われます。生産性や効率を高めた農業というよりも、農業という営みの中でやりがいや幸せを感じられることを大切にしています」

宮下夢ファーム
始終、笑顔で話された黒澤大吉さん。温かい人柄が伝わります。
「ここの土は粘りが強い。仕事はやりづらいけれど良い米が出来ます」

宮下の米の旨さを知ってもらいたい

黒澤さんは農家の三代目、若い頃は青果市場に勤めながら農業に従事し、この地区の区画整理の事業を推進したひとりです。先輩の農家の人と丁寧に話し合い、行政とも交渉して水田の整理や道路の拡張にも尽力しました。
黒澤さんが目指すのは、宮下地区の安定した農業と宮下の米の旨さ、良さを知ってもらうことです。
「国の推進で平成24年から環境保全型農業に取り組んでいます。レンゲ草が咲いた田んぼにコシヒカリの苗を植える。時期が来ると素晴らしい稲穂になります」
レンゲ草の根には根粒菌があり、空気中の窒素を植物の肥料に変える力があります。田植え前に土の中に混ぜ込むと腐葉土のように分解され肥料となります。
「10月の始め、稲刈りの済んだ田んぼにレンゲ草の種をまきました。もう双葉が出始めて可愛いもんだよ。春になると一面に花が咲いてそれはそれはきれいだよ」


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