100年ふくしま。

vol.007 空ちゃん農園

2017/04/04

007空ちゃん農園

100-FUKUSHIMA Vol.007

空ちゃん農園 二瓶春男さん、泰子さん
自分たちが食べて美味しい野菜を作っています

空ちゃんとは、愛犬のなまえです

郡山市久留米町の二瓶春男さんは、奥さまの泰子さんと娘さんの3人で「空ちゃん農園」を営んでいます。
18年ほど前に農地を借りて家庭菜園を始めたのがきっかけだったといいます。
現在は、市内のレストランなどからも声がかかり頼りにされています。
「主に、イタリアの野菜を多く作っています。イタリアの野菜は日本人に合っているように感じますね」
この野菜はどんな料理がいいだろうとか楽しんで作れるものを育てていきたいと話します。
「心がけていることは、流行のものは作らないこと。珍しい野菜や見てきれい、食べて美味しい野菜を作っています」
そのための勉強や努力は惜しまないお二人です。
「空ちゃん農園」の空ちゃんとは、愛犬の名前。お客さんに空ちゃんって何だろうと想像し、親しんでいただけたらという思いで名付けたそうです。

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オクラ畑にて、二瓶春男さんと泰子さん。
泰子さんは、お料理が好きでアレンジが得意。今年は料理教室へ通い、改めて料理を学びたいと話します。

6月10日土曜日「子ども収穫祭」開催予定

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昨年の「子ども収穫祭」の様子。
長袖、長ズボン、長ぐつでご参加ください。

「空ちゃん農園」の野菜は多くのファンに支えられています。直売所でロメインレタスの試食販売会や畑での「子ども収穫祭」が行われる予定です。
「子ども収穫祭」は、キューピーマヨネーズの支援を受けて昨年より開催され今年は第2回目。親子で収穫体験をしながら農業を知り楽しんでもらうイベントです。
参加者には珍しい野菜の他、「NPO法人チームふくしま」の福島ひまわり里親プロジェクトより、ひまわりの種のプレゼントがあるそうです。
「開催日は6月10日土曜日。定員は親子20組で40名様です。キューピーのテレビコマーシャルで告知され、4月に市内の各ブイチェーンの店頭に応募用紙が設置される予定です」
二瓶春男さんは、郡山市食育推進委員会のメンバーで、子どもたちの食育にも力を注いでいます。
「野菜はどんなふうに育つのか、それを知った上で楽しんで食べてもらいたい。食育を大げさに考えなくてもいい。農園で体験するだけでも充分な食育だと思っています」

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泰子さんお手製のきゅうりとズッキーニのお漬け物。
おいしくいただきました。

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