郡山の農業

直売所出荷生産者 小池信子さん

2012/11/30
小池信子さん
お話を伺った小池信子さん。 旬の庭と愛情館に出荷しています。
放射性物質は未検出です。安心してお求めください。

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直売所出荷生産者 小池信子さん
楽しみながら作物を育てています。

畑仕事は楽しい

郡山市三穂田町の小池信子さんは、花やブロッコリー、ポエムなどの野菜を育て直売所に出荷しています。
もともと畑仕事や草むしりが好きで、パートの仕事をしながら自分の家で食べる野菜を作り、近所の人にも配ったりして喜ばれていたといいます。
「その延長で直売所に出荷することになりました。友人に誘われたこともありますが、おばあちゃんが寝たきりになり、面倒をみるため仕事をやめて作物を育てるようになりました」
その後ご両親が他界し、3人のお子さんも独立して家を離れ現在はご主人と二人の生活です。
兼業農家をしていたご主人も定年退職し、今は米を作りながら信子さんをサポートしています。
「畑仕事は楽しいです。朝、畑に出てお昼ごはんの支度をしなくてもいい時には、昼食もとるのも忘れてずっと畑にいることもあります」
信子さんの農業は、好きな事をかたちにした幸せな営みなのです。

小池信子さん
パンダ豆。白と黒の模様がきれいな豆です。
「煮豆やおふかしにしても美味しい。横浜に住む孫が大好きなんですよ」

花の挿し木や株分けが大好きです

信子さんは、たくさんの種類の作物を少しずつ作っています。その中でも一番好きなのは花です。
「毎年、お盆やお彼岸に供える花を育てています。アスターやケイトウ、カラーなどの花をアレンジして花束にします。夜遅くまでかかりますがそれでも楽しい作業ですね。花の挿し木をしたり株分けをするのも大好きです」
信子さんは田村市の農家の出身。小さい頃から春はフキを採り、秋にはイナゴを捕っていたといいます。
「イナゴの佃煮が好きで、子どもの頃から食べていました。そのおかげかどうか私の骨密度は20代なんですよ」
健康でさえあれば、ずっと畑仕事を続けていきたいと朗らかに笑う信子さんです。
ご自宅の玄関には、信子さんが丹精込めて育てた花が素敵に置かれていました。

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