あっち、こっち。

Cafe Cocochi のこと

いつまでもそこにあって欲しいという思いは、いつのまにかそこにあるのがあたり前のこととなり、ずっとあると思い込んでしまう。

Cafe Cocochi の閉店の知らせは突然のことでした。
店主がつくるパンが好きで、けれどカフェには行けずにいました。
何かに追い立てられるようにお店を訪れたのは今日でお店が終わるという日の昼下がり。
ドキドキしながらドアを開けるとほぼ満席。それでもカウンター席に座れホッとしたのでした。
少し高めの椅子に腰を掛け、ボーッとすることが許される気がするカウンター席は何故か落ちつく場所です。
昼下がりの厨房は忙しく、お店の人々はキビキビと身体を動かし一心に仕事をすすめていく。
それを眺めているだけでこの店のステキさが伝わってくるのでした。
ああ、もっと前に来れば良かった。
お気に入りの席も見つけたかった。
カウンター席からコーヒーを淹れる店主の手元から目を離せない。
力強い腕だな。
十数年の間ずっとこうしてガンバってきたんだね。
最後の日に来ることができてほんとうに良かった。ありがとう。


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